自分のことは自分でするという教え

ピアノ

こんにちは!

ピアノ講師のむらかみです。

今日は、小さいお子さんが「自分のことは自分でやる」ということの大切さについてお話ししていきたいと思います。

ピアノの本は大切に扱う

ピアノレッスンをしていて、練習しているピアノの教則本をレッスンの際に持ってきていただくのですが、レッスンバックをお母さんが持ってこられるケースが多々あります。

そんな時は、「自分が使うものだから、自分で持ってこようね」と必ず教えます。

ピアノの本は、ピアノ弾きにとって「いのちの次に大切」とは言いませんが、楽譜がないと弾けませんから、とっても大切なものです。

踏んづけたり、ぶん投げたり、雑に扱えばす、すぐにやぶれてしまいます。

ピアノの本に限りませんが、物は大切に扱いたいですね。

子供だからと雑に扱うことを許していては、大きくなっても雑なまま扱う子に育ちます。

小学生になっても雑に扱う子はリュックやバックもボロボロですし、本もずいぶん早くに破れてきてしますので、この場合も物を大切に扱うことの大切さを教えます。

・大切に物を扱うこと

・自分で使う物は自分で持ってくる。

とても大切なことだと思っています。

誰かにやらせれて来ているのではなく、「やりたいから行く」そういう気持ちで通ってもらいたいから、自分のレッスンバックはご自分で持ってきてもらうようにしています。

この心持ちはピアノにも影響してくるので馬鹿にできないのです。

ピアノはとっても難しい技術です。

でも、ほとんどが「やる気」でどうにかなると思っています。

「やる気」があれば弾けるようになるし、「やる気」がなければいつまで経っても、本当に何年経っても弾けるようにならないのです。

その「やる気」をどうやって引き出し、伸ばしていくか。

それは日頃の行いの「気持ち」の面からも育っていく物なんだと思います。

感謝の気持ちをもつ

レッスンバックを買ってもらう。

ピアノに連れてきてもらう。

車で送り迎えをしてもらう。

レッスン中、付き添ってもらう。

教則本を買ってもらう。

ピアノを習うなら今や当たり前のことかもしれませんが、どれをとっても、それをしてくれるご家族に「感謝」ですよね。

ついついそれが「当たりまえ」のように感じてしまいますが、実は毎日が「感謝」の連続なんです。

どこかのタイミングで、「お母さん、お父さんに感謝だね」と伝えています。

そんな気持ちがあるだけで、感謝する方も感謝される方も、幸せな気持ちになりますよね☺️

出したものはしまう

これって、当たり前のことのように感じますが、実はできていない子が結構多いのです。

シール箱を開けて使い終わったら蓋を閉める。

シールのゴミが出たらゴミ箱に入れる。

鉛筆を使ったら元に戻す。

 

意外とそのまんま、出しっぱなしの子が多いですね。

きっと、お家ではお母さんが気がついたら片付けてくれているのかと思います。

レッスンでは、必ず「しまおうね」「元に戻そうね」と教えます。

親が教えるより、家族じゃない大人が言った方がすんなり受け入れられるし、記憶にも残ったりするんですよね。

大切なことですから、必ず伝えるようにしています。

マナーの大切さ

なぜここまで細かく指導するのかというと、「雑」なままでは、ピアノの演奏も「雑」になるからです。

ピアノ演奏では、フレーズの最後の音ほど丁寧に終わります。

右手と左手がずれ込んでいては綺麗な音楽になりません。

間違ってても「ま、いいや」と雑な練習をしてきてしまうと、それが定着し、練習すればするほど下手くそになっていってしまいます。

恐ろしいことに、ただ弾けば良いわけではなく、正しく練習しなければどんどん下手になっていってしまうのです。

そのため、レッスンに来た時のほんの一コマではありますが、所作やマナーは気になった時に教えるようにしています。

まとめ

いかがでしたか。

ピアノって、ただ指を動かせれば良いのかというと実はそうではありません。

姿勢や気持ち、所作の一つをとっても重要な上達ポイントなんです。

途中で挫折せず、長く音楽を楽しんでもらいたいから、嫌にならないように優しく、生活のマナーや所作も教えていきますよ。

最近では、男の子の生徒さんも多いですが、とても綺麗な所作でみるみる上達していきます。

そんなピアノは、とっても素敵な習い事だと思います☺️

 

 

 

 

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