ピアノで養う地頭を良くする「頭で考える力」

ピアノ

こんにちは!

ピアノ講師のむらかみです。

今日は、子供の「頭で考える力」についてお話ししていきますよ!

考えることが嫌い

私の教室では、1歳からレッスンをしているのですが、何を目指してレッスンしているのかというと、もちろんゆくゆくは楽しくピアノを弾いてもらいたいから。

将来、大人になってもピアノを楽しむスキルを身につけるためのレッスンをしているわけなのですが、ピアノって難しい楽器ですから、もちろん賢くないと弾けないわけです。

ピアノって、ただ指を動かして優雅に弾いているのかというとそうではなく、綺麗に奏でるために1音1音気を使って、綺麗に弾くためのテクニックを駆使して弾いているのです。

また、音も覚えていないと弾けませんし、指の使い方も覚えないといけません。

もちろん、暗号のような楽譜も読めなくてはいけないですし、それも演奏しながら一瞬で読んでいかなければいけないわけです。

 

私の年齢になると、無意識にやっていることの方が多いですが、やっぱりベートーヴェンやショパンなどの難曲を弾くとなると弾けるまでに時間を要しますし、たくさん試行錯誤し、いっぱい考えて練習するわけです。

そうなると、やっぱり「頭を使う」ことが必須となってきます。

生まれてまもないお子さんや、まだ頭を使うことに慣れていない幼児さん、これまで頭を使ってこなかった小学生の子は、頭を使って考えることが苦手です。

ですが、できれば、小学生低学年の頃までに「頭を使って考える」ことを身につけたいと思っています。

1歳からの知育遊び

レッスンでは、パズルをたくさんやっていきます。

絵カードを見せて、乗り物やお野菜、動物や色の名前を覚えていきます。

小さいお子さんは好奇心がありますので、1〜2回見ただけで覚えていくのですが、この後必ず必要になってくるのが「アウトプット」です。

インプットの後には必ずアウトプットするようにしています。

「これなんだっけ?」と聞いていくわけです。

それはもう、得意になって教えてくれます。

ところが、わからないことが2〜3個続いてしまうと、もう「プイッ」とあっちを向いて、違うことをしたいアピールが始まります。

こうなると、興味がなくなってしまっているので、キリの良いところで終わらせて違う遊びに移るのですが、次回のレッスンや、時にはもう少し日を置いてまたチャレンジしたりします。

そうすると、1〜2週間 間が空いているだけで記憶力がグンと発達していて、次にやった時には完璧にできてしまったりするのです。

このような感じで、小さいお子さんの頭を回転させ、記憶力や考える力を養っていきます。

考えることが苦手な子

ところが、小学生になってしまっても「考えること」が苦手な子がいます。

お話を上の空で聞いていて、大切なお話を聞き逃してしまっている子も同じです。

聞いていないから、「じゃあ、やってみよう!」と言ってもできないんですね。

「理解力がない」のではなく、「考えることに慣れていない」からできないのです。

こうなると、もうコミュニケーションが取れる年齢ですので、「しっかり頭で考えてから答えを出すよ」と「頭で考える」癖をつけさせるため、たくさん声がけをしていきます。

思いつきと勢いでやるのではなく、一旦これが正しいのか頭で考えてから始める。

この一連の流れを覚えさせ、一つ一つ丁寧に作業をさせていくと、驚くくらい綺麗に楽譜を書けたり、しっかりとピアノが弾けたり、まるで別人のように変わっていきます。

小学2年生くらいだとまだ集中力もそんなに続きませんから、丁寧に声がけをして、ゆっくり、「頭を使う」ことを学んでいきます。

たかがピアノのレッスン、されどピアノのレッスンなんです。

東大生が幼少期に習っていた習い事の1位にピアノがランクインする理由がお分かりでしょうか。

「地頭」を鍛えるのに本当にぴったりの習い事だと思います。

まとめ

いかがでしたかか。

ピアノって、本当に難しい楽器です。

私の幼少期の時代は「気合と根性」で頑張らなくては続かない習い事でした。

もちろん、続かない子がほとんどです。

お友達のどの家庭にも、物置と化したアップライトピアノが置かれていました。

でも今は比較的購入しやすい電子ピアノも普及し、楽しく始める子供も大人の方もたくさんいらっしゃいます。

購入者が多くて、中古のピアノも、新品のピアノも品薄でなかなか手に入りにくいという時代なんです。

せっかく「ピアノやりたい!」と思ってくれたのですから、「できない」で挫折しないよう、足りないスキルを身につけていくレッスンをしながらピアノの技術を身につけていきましょう!

当教室では、小さいお子さんも、子育て世代のママさんも、お陰様で楽しくピアノを続けてくれています。

「厳しいレッスン」で挫折してしまう前に、ぜひお問い合わせください☺️

 

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