こんにちは!
ピアノ講師のむらかみです。
先生なのにレッスンを受ける意味
日頃から、私自身も定期的にピアノレッスンを受けるようにしています。
それは、常に音楽的な新しい風を感じていたいし、レッスンを長年受けないでいると、自分だけの凝り固まった音楽解釈になってしまうからです。
指導法に至っても、常に新しい情報を取り入れて、今の時代に合ったレッスンをしたいから、定期的にレッスンを受けています。
超人気ピアニストのレッスン
さて、今回お願いした先生は、国内外でも多方面で活躍中のピアニスト、外山啓介先生です。
北海道出身のピアニストで、それはもう素晴らしくドラマチックな演奏をされるピアニスト。
デビューコンサートでは、サントリーホールを満員にした異例の経歴をお持ちの方です。
去年の夏のコンサートで初めてその音色を聴き、感激しまして、もう、すぐに大ファンになってしまったわけです。
今回レッスンで見ていただいた曲はブラームスの間奏曲Op.118-2です。
さまざまな著名なピアニストがCDで演奏されている曲で、楽譜自体はそんなに難しくなく、4ページという比較的取り組みやすい曲でもあるのですが、その音楽的な要素は激ムズ中の激ムズで、ブラームスの表現したいことはとっても感じるし、どう弾きたいのかも想像はできているのですが、実際それを音に表すのがとても難しい曲です。
音楽表現たっぷりに、感情豊かに弾くピアニストも多い中、外山啓介先生は、割とさらさらと演奏されますが、それがまた憎いほどたまらなくドラマチックで、感動的で心を揺さぶるほど素敵なのです。
そんな演奏に少しでも近づきたい!
と思いレッスンに挑みましたが、、本当に難しい。
でも、とても素敵に優しく、それでいてわかりやすく解説していただき、もう胸いっぱい、キラキラした気持ちで帰ってきました。
ピアニストによる子どものレッスン
ちなみに、息子もコンクールで入賞した時の曲を見ていただき、8歳という小さい子にも、その子にあわせて言葉を選び、優しく、それでいてフレンドリーで、お褒めの言葉もたくさんいただき、最後には「またね。また聞かせてね。」と言っていただき、上機嫌で帰ってきたのでした。
楽器店などで主催されるピアニストによるプライベートレッスンは、やっぱり多少値段は張りますが、それ以上の価値と、自信がつき、とっても貴重な体験になります。
そんなイベントを見かけた時は、ぜひ参加してみると良いと思います。
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