こんにちは!
ピアノ講師のむらかみです。
今日は、ピアノが上手な子のお母さんがしていることをお話ししますよ。
これは、ピアノだけじゃなく、自立して1人で家庭学習ができるようになるとか、習い事がうまくなるとか、そんな要素も含まれていますよ。
どんなことでも、子供が上手くなるためには、やっぱりお母さんが小さい時から声がけすることが必要です。
学びを妨げないように、そばにいてあげるって大切ですね。
ママが、上手になって欲しいと思っている
無関心なのが一番可哀想で、上手くなってもらいたいからプロの演奏を聴いてみようか、とか、音楽自体にも関心があると良いですね。
「どうでもいいわ」や、「練習しなさい」って、「言うだけ」では伸びません。
一緒に練習するとか、練習しているときにそばで見守ってあげるとか、何もしなくて良いからそばにいてあげるって大切です。
練習は当たり前だと思っている
ピアノ経験のあるお母さんなら「毎日練習すること」が当たり前という意識がありますが、経験のないお母さんの場合、「え、毎日ひかなくちゃいけなかったの?」と驚かれるケースもあります。
最初から毎日というのは難しいので、週3日を目標にして少しずつ弾く日数を増やしていくと良いですね。
子供の力を信じている
子供の限界を決めてしまうと、それ以上伸びなくなってしまいます。
難しい曲が弾きたいと言った時、コンクールに出たいと言った時、伴奏者になりたいと言った時、「あなたには無理よ」と限界を決めてしまうのはあまりにも可哀想。
私自身、「この子には、今はまだ早いかな」といった技術も、思い切って教えてみるとすんなりできるようになったりすることが多々あるので、子供の限界は決めないように気をつけてレッスンしています。
やってみて、まだ無理そうだったらまた今度やってみれば良いのです。
挑戦し、失敗に終わったとしても、死ぬわけではないのですから、じゃんじゃんチャレンジうしてみてください。
ものすごく成長しますよ。
いろんな経験をさせている
ピアノだけではなく、陶芸体験とか、コマ作りとか、魚釣り体験!とか、いろんな体験をしている子はそれだけ感情の経験もあり、音楽表現に繋がりやすいです。
「楽しいこと」は、大体の子が経験するのでわかりやすいですが、「この曲は悲しげな曲だから、悲しい気持ちで弾いてみよう!」というと、「わからない」という子がいたりします。
失敗も、成功も、経験をたくさん積んで、音楽に活かせたらとっても心に響く演奏ができるようになりますよ。
よく本を読む
読んで聞かせてあげるのも良いと思います。
いろんな経験をすることもそうですが、本には現実世界にはありえないこと、昔のこと、未来のこと、いろんなお話が詰まっています。
そんなお話を読むことも、想像力を膨らませるし、感情の経験にもなります。
レッスンで、「ヒソヒソ話って知ってる?あなたの演奏、ヒソヒソ話をしているみたいだよ。」と、ヒソヒソ話のジェスチャーをして見せ、「ヒソヒソ話ってわかる?」と聞くと、「わからない」という子と、「うーん、なんか、こっそり話すこと?」と、自分の言葉でなんとか、感じたことを伝えようとしてくれる子がいます。
想像力の違いかなと感じます。
語彙力も増えますよね。
まとめ
いかがでしたか。
やっぱり、ピアノを弾くって頭を使います。
ただピアノ教室に通わせておけば弾けるようになる。この先生にならえば上手くなる。ではなく、日々の積み重ね。お母さんの努力も必要なんですよね。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
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