リトミックって、何をするの？どんな効果があるの？？

♣️幼児さんの習い事で近年人気のリトミック。
実際、どんなことをして、どんな効果があるのか、知らない人は多いかと思います。
リトミックの効果や、どんなことをするのかなどをお話していきます。

♣️音楽を取り入れた幼児教育、リトミック。
音楽にからめて体を動かしたり音を聞いたりするので楽しみながら感性を磨いていきます。
その他にも発達に良いことがいっぱいありますよ！

この記事は、未就園前のお子さんに習い事をさせたい、効果的な知育教室はないか、とお考えのお母さん、お父さんに是非読んでもらいたい、子供の知育にピッタリのリトミックの効果についてお話していきます。
近年人気のリトミック、是非知ってみてくださいね。

リトミックの起源
リトミックって、どんなことをするの？
どんな効果があるの？
個人とグループどっちが良いの？
まとめ

リトミックの起源

リトミックとは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、スイスの音楽教育家で作曲家でもあったエミール・ジャック・ダルクローズという方が考案した音楽教育法です。

音楽や動きを通して全人格を発達させることに力を注ぎ、積極的に「聴く」ことを通して音楽を学び、体を動かしながら声を使うことを取り入れたレッスンになっています。

子供にとって最初の楽器は「動きと声」ですから、小さいお子さんにピッタリの無理なくできる音楽教育と言えますね。

さらに、音符を視覚的に理解すると、音楽を「聴く」ことがおろそかになりがちなのですが、リトミックを経験していると音楽を自分自身の動きで表現することができるので、その後のピアノやそのほかの楽器のレッスンを始めた時に、音楽表現に対して抵抗なく進んでいけるという利点があります。

リトミックって、どんなことをするの？

リトミックでは、音に合わせて体を動かし、音楽表現を楽しく体で体感します。
「強い、弱い、２拍子、３拍子、高い、低い、楽しい、悲しい」こういった基本的な音楽表現を楽しく習得していきます。

この表現の学びは、教室によって違いますが、当教室のリトミックではジャンプしたり、くるくる回ってみたり、動物の真似をしたり、とにかくいろんな動きをします。
音楽に合わせて動くので楽しいですし、「自分にはこんな楽しい動きもできるんだ！」と、どんどん楽しくなります。

どんな効果があるの？

この時期の発達を後押しするような動きがたくさんあるので、「言葉が増えた」「1人でできることが増えた」「人見知りが軽くなってきた」など、思わぬ効果が出てくることが多々あります。

また、音楽を「感覚的」に学んでいくので、例えばこの先ピアノを習った時に、「感覚的」な気づきが増え、学びが早いという効果もあります。

これらの「表現力」「コミュニケーション力」の他に、「リズム感」「音感」なども育まれ、どんどん音楽が大好きな子になっていきます。

個人とグループどっちが良いの？

リトミックといえばグループレッスンですが、グループレッスンに合っている子と、個人レッスンの方が合っている子がいると思います。

人見知りが強くて慎重派な子は個人レッスンに向いていると思いますし、怖がらず、他とお友達にも気を取られずに溶け込める子はグループレッスンは楽しくレッスンできると思います。

私の教室では個人レッスンをしていますが、お母さん自身も、お子さんにとっても、個人レッスンの方が気がラクというお母さんもいらっしゃいますし、個人レッスンは先生がその子に集中してレッスンができますので、学びのスピードが早いですし、成長も目に見えて変化していきますので、そういった効果を期待して通われている方もいらっしゃいます。

よく、「お友達を作ってあげたくて」「お友達との良好な関係をつくる練習をしたい」というお声をいただきますが、１〜３歳はまだお友達と一緒にいても、実際は「個」の中で遊んでいます。お友達との関係を築くのはもう少し先で、この時期はまだお友達との関係を良好に築くことができるような「土台」づくりの方が大切です。

それは、お母さんと一緒に楽しいことをする「安心感」で育まれていきます。

まだお話の理解も難しいうちから「物を取られたからって、ひっかいちゃだめ！」と教育して、「物を取られたのは僕なのに、どうして怒られるんだ？」と理不尽な想いを経験するより、今はまだそうならない環境を作ってあげることの方が良い人間関係を気づく近道だと思います。

そう考えると、個人レッスンとグループレッスン、実際に体験してみて、お子さんやお母さんご自身に合った方を選ぶのが良いかなと思います。

お子さんはもちろん、お母さん自身も楽しくないと続きませんから、教室選びは大切ですね。